さぽろぐ

日記・一般  |札幌市北区

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2006年04月29日

43年ぶりの味は・・・

ふきのとう.jpg

今日の札幌は風もなく暖かで物干し竿を出し、
厚いタオルケットを二枚洗いました。
先程触ってみたら、半乾き。
まだ大物は無理でした(笑)

我が家の桜は、まだ蕾はかたいけれど、ライラックの蕾はふっくらして一歩ダッシュ。

大通り公園でも「とうきびワゴン」が出たとの報道。
まだ昨年の冷凍物だから、勘違いはしないでいただきたい(笑)

昨年、物干しを出したのは26日

日にち的にはそう変わらないが、次男が一週間ほど帰って来て、雪の山を崩してくれたのと、雨が度々降ったので、雪解けが早まった。

例年より雪が多かったので、そのままだったらまだ一週間以上は無理だったはず。

自宅裏の雑草に混じって「バッカイ(ふきのとう)」が・・・

私は43年前の冬の病院で父と誓ってから一度も口にしていなかった。

父は胃潰瘍で手術し元気になりベットの上でケネディー暗殺報道の新聞を見ていた姿が忘れられない。

ハンサムで優しかった父・・・

しかし1963年、9年前に亡くなった母と全く同じ12月5日に亡くなってしまった。

病院で父を励まし、春になったら「バッカイ」を入れたお味噌汁を食べようねと言っていたのも実現しないまま・・・

それ以来私は食べる事が出来なくなってしまった。

それから43年、もうすぐ半世紀。

ふきのとうの事を書かれたjun1940さんのブログにコメントさせていただいたら「来年はフキノトウをお彼岸にお供えして、お父様と心で静かに語り合うのもいいのでは? 」との優しいお言葉。

目からウロコとはこの事!

今日雪がなくなって出てきたふきのとうを二個とり、ラップとアルミホイルで包んでから保存袋に入れて冷凍庫に。

まだ先だけれどお盆のお墓参りに持って行きましょう。
お墓には二月に亡くなった兄も一緒ですね。

jun1940さん有難うございます。
あなたのおかげで来年から心置きなく堂々と新鮮なふきのとうをいただきます。(笑)

私達は「ふきのとう」の事を「バッカイ」と言っていましたが、今は耳にする事はありません。

方言なのでしょうか・・・

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Posted by クッキーママ at 16:28│Comments(4)
この記事へのコメント
ふきのとうのお話、以前に聞いていました。
雪解けと一緒に、クッキーママさんの心も
ほぐれてきたのですね。
お顔も知らない関係ですが、
ブログを通じて、心が通じるなんてステキですね。
そんなふきのとうのお味は、きっと最高だと思います。
お父さまもきっと、喜ばれると思いますよ♪
Posted by ごろごろママ at 2006年04月29日 23:05
有難うございます。
今までは、春のお料理にふきのとうが出されても訳は言わないでいましたので、嫌いな食材と思われていたと思います。
ほろ苦い舌に残るなんとも言えない感触など忘れられません。
8月までどのような姿で保存されるかわかりませんが、親不孝娘を「バッカイ」で許してくれるでしょうか・・・(笑)
Posted by クッキーママ at 2006年04月30日 21:42
稚内地方にこの名前(抜海?)がついた町があったような...。測量のバイトで近くまで行き、珍しい町名なので何と読むのか調べた記憶がありました。
Posted by 北の旅烏 at 2006年05月01日 07:54
コメントを拝見して「抜海」の名前を思い出しました。
が、知床の方面だと思っていました。
きっとアイヌ語で意味があるのでしょうね。
フキノトウをバッカイと言う人は私に周りではいなくなりました(笑)
Posted by クッキーママ at 2006年05月03日 22:37
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    コメント(4)