生きています!

クッキーママ

2009年05月16日 12:06




青空の中、三機のヘリコプターが飛び去りました。
私にも羽があったら自由に飛び回りたいと思いながら眺めました。




我家の遅い桜が満開です。




白いライラックも咲き出しました。




雪の下はそろそろ終わりかも?


4月、生き物も植物も目覚める春から私は冬眠に入りました。
何も言わずに冬眠宣言でしたがご心配頂きメールを下さったりお便りを下さったり
勝手な私でお許しくださいませ。

昨日も「ブログをお休みしているので入院でも?」と・・・。
心以外は元気?で、体重も全く変化御座いません。

このよう個人的な事を書いて良いものかどうか迷いましたが・・・


2006年1月に腰痛で夫が入院、検査で重度の腎臓病が見つかりました。
それ以来、大好きだったお酒や甘い物、塩辛い物、全て禁止されました。

透析寸前と言われましたが何とか留まっておりました。

入院中に病気の薬と一緒に妻の自由を束縛する薬も処方されたのか
全くの別人になってしまいました。

それも月日と共に重症になてきました。

帰宅バス時間を知らせて10分ほど遅れたらバス会社に事故があったか問い合わせ
厳寒の中、コートも着ないで私を探しに出て歩く。

普段は全く行動に不審な所は無いのですが、目の前に私がいないと心配で
いてもたっても居られないそうです。

何度もこの事で喧嘩もし泣きました。
でもあきらめて夫が外出してから帰宅前に戻って化粧を落とし着替えをする。
しかし、夫の外出も少なくなりました。

私も友人からの誘いも断る事が多くなりました。

電話に出るとまだ帰路で無いのかと不機嫌になり、友人達も気を遣います。
携帯の電源を切っていても私には音が聞こえる気がするようになりました。

自宅内でも私に対しての制約も多くなり息苦しい日々が続くと友人に愚痴をこぼし
その後で自己嫌悪に陥ってしまう嫌な自分ばかりが見えてきます。

それまではブログに載せたい事が多過ぎてセーブするのに悩んだくらいだったのに
今では言葉が出て来ません。
メールいただいても返信が出来ないのです。

まだお返事書いていない方、ごめんなさい 

5月4日、夫は入院しました。
9日には退院しましたが就寝中に血糖値が下がって救急車を呼んだ時は
意識不明になり、病院でも脳の病気を疑いましたが糖尿病の薬で血糖値が下がる薬の
効き過ぎではとの事で現在は経過を見ています。

意識の無い夫に付き添っていた時、何故か母のような気持ちになりました。
わがまま言って腹が立つことばかりなのに・・・でも・・・

意識が戻りましたと医師に告げられ夫の所に案内されていく途中、トイレから
普段の夫が歩いて出て来ました。
私の顔を見て笑顔で手を出す姿にそれまでの心配が怒りに代わりその手を
思いっきり叩きながら「心配させて!」と泣きました。
看護師さんに「ご主人が可哀想~」と言われても止まらない私でした。

夫は早朝トイレに行き又眠って目が覚めたら病院だった・・・ので何故私が怒るのか
理解できなかったようです。

「もうご自分でお帰りください」と言われてタクシーで掛かり付けの病院に戻り
嫌がる夫を無理に入院させ血糖値の急激な変化を調べていただきました。

日本国中ゴールデンウイークで梅も桜も咲いて暖かな札幌でしたが私は・・・
とうとうお花も見ないで過ぎてしまい自宅の桜で我慢いたします。

夫の食事も今まで以上に厳しくなります。
薬の管理も私に任されました。

何とか楽しく過ごす事を考えようとしても、今の私には無理です。

まだまだ書けない事は沢山ありますが私の悩みはきっと軽いのでしょう。
もっと大きな悩みを抱えていらっしゃる方も多いと思います。

私って体は大きいのですが心は小さくて自己中心なのです。
やはり黙する事が周囲の幸せにも繋がると思いもうしばらく冬眠させていただきます。

絶対ヤッホーと言って明るく目覚めますのでどうか見守っていて下さいませ。




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