琴似と聞かされていたが建物までは聞かなかったので
この古いレンガの建物に連れてこられて驚きました。
JR琴似駅のホームから見えるこのレンガの建物が何時も
気になっていましたが、列車で離れると忘れてしまう。
この繰り返しだったけれど、今日はいよいよ・・・(笑)
しかし勿体なくて?吹雪なのに中に入るより写真を撮る方が先の私。
正面も裏も良いけれど横が好き!
しかし、雪が融けるまではガラス越しでしか見る事も写す事も無理。
春を待ちましょう~(笑)
横には消えかかった文字が見える。
後で友人は「アルファベットだ」と言い、私は「カタカナだ」と言い、
もう一人は「気が付かなかった~」と、決着はつかないまま!(笑)
帰宅してから調べたら1929年(昭和4年)に建てられた食品加工工場だった。
カリフォルニアの缶詰工場をモデルにと書いてあり
ここをクリックすると詳しく書いています。
小樽にも古い建物が沢山あるけれど市内バス一本で行ける所にあるなんて
あらためて嬉しくなりました。
この時代に生まれて、この建物に出入りする活き活きとした人々を見たかったと、
一瞬、戻りたくても戻れないセンチメンタルジャーニーの私でした。
喫茶店にもなっていたようですが現在は「三角山放送局」と言う地元のラジオ局が入っています。
その中で偶数月に「三角山市場」として手作り作品を発表、即売もしているとの事。
友人たちは放送局のパーソナリティーをしている方と友達なので
それで今回の企画を知ったとの事でした。
机一個が自分のテリトリーらしいのでみなさん工夫して並べ小さな声で呼びかけも・・・(笑)
出会っちゃいました~この子がじっと見つめるので・・・
売主の方は「今日が最後だから千円で良いですよ。ジョイントがついているので
手足、首も動きます!」。
思わず抱っこしたら離れない。
「家来る?」と聞くとうなずいたので契約成立!
一通り回ってもう一度じっくり見たのは82歳の女性が作られた雛壇飾り。
小さいけれど、とても綺麗に作られた布製のお雛さま。
顔もご自分で描かれたとの事。
私が82歳になった時、この方のような意欲を持ち続けていられるかと、
自信喪失になるような品良く素敵な女性でした。
頂いたりしてお雛さまは沢山あるけれど、82歳の彼女にあやかりたいと思い
○印のお雛さま購入。
顔も優しく布地も素敵でした。
熊?ちゃんの名前はまだないけれどクッキーと仲良くなれそう~(笑)