13日の金曜日・・・

クッキーママ

2008年06月13日 22:40




かってのセブンシスターズ!(^^;)
昨年石狩に新しい美術館が出来てルイ・カールのエッチングや
ガレやドーム兄弟のガラス工芸品が展示されていると聞いて
友人達と行く約束したのが晩秋。
暖かくなったらの合言葉のまま春が過ぎ初夏模様。
何となく落ち着かなくて予定が立てられない私に
痺れを切らした友からの「13日の金曜日に決めたよ!」との電話でした。


日を決めて下さるとあっと言う間に5人の結束の速さ!
札幌駅から出ている無料のシャトルバスを予約し今日行って来ました。





二階から見下ろすエントランスにはルイ・イカールの「美女二人」のタイル画が飾られています。
正午を少し過ぎていたので芸術は後にして二階のレストランでランチを戴きました。




前菜





次は船に運ばれてお料理が・・・




「和風の器ですがフレンチです」と係りの方が・・・

このレストランは全室個室になっているので周りを気にしないでおしゃべりが出来ます。
気がつくと約2時間おしゃべりしてしまいました。
シャトルバスは14時と16時。
まだ目的の物は鑑賞していないので16時のバスに乗る事にし3階の美術館へ。




ルイ・イカールはフランスのエッチング画家。
私は全く知らない画家でしたがシャドーボックスの先生のスタジオで
古いカレンダーや画集など沢山見せて頂き知りました。

石狩美術館は個人の収集家が集められた素晴らしい美術館でした。

http://e-museum.jp/modules/weblinks/singlelink.php?lid=2806











「フラッシュを炊かなければカメラはご自由に~」との事でしたが
殆んど闇に近い中でランプの明かりが周囲を照らし
私のカメラでは写しようがありません。

エミール・ガレやドーム兄弟の作品は「○○鑑定団」で見ることはあっても
これだけの数のランプや花器など実物を見られて幸せでした。

展示品があまりにも多く、じっくり見るにはブロックごとに日をあらためて見なければ
感動も浅い物になりそうです。

闇に囲まれた広い空間、ランプに描かれた模様から流れる灯り・・・
何時ものくせで皆と離れて一人で見ていると宇宙空間に一人で佇んでいるような
素敵な時間でした。
約2時間、今日の私は疲れを知らずに歩いていました。

13日の金曜日に決めて下さってYさん、Aさん有難う!

以前書いたと思いますが、我々は7人のグループでした。
毎月500円を貯金し旅行しようと計画したのは今から20余年前。
通帳の名前でもめて私が「セブンシスターズ」名付けました。
まだATMなど無い時代。
「セブンシスターズさま~」と郵便局で呼ばれるのが恥ずかしいと言われ
何時の間にかこの名前は消滅し二人の方は都合で抜けられ現在は5人。
貯金したお陰で定山渓、層雲峡、京都、中国・・・旅行に行って来ました。

現在も貯金は続行中。
中国旅行以来、私の都合で旅はストップ!
しかし通帳の金額は着々と増え続けています。

美人薄命がキャッチ・フレーズの私ですがこの金額を見ると長生きしなければ~(笑)

30年近いお付合い。
喧嘩もせず続いていますね~。
お互い「近所だから喧嘩も出来ない!」など憎まれ口を利きながら
笑っている仲間です。



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